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スミベタとリッチブラック

スミベタ、リッチブラック、4色ベタの違い

印刷で表現される黒には、「スミベタ」「リッチブラック」「4色ベタ」の3っがあります。 この黒色はパソコンの画面上では同じ色に見えますが、CMYKの数値によってインキの量が異なるため、印刷した際に色味が異なる黒に仕上がります。

スミベタ(C0 M0 Y0 K100)

K100%のみの黒
文字や細い線などによく使用されます。一般的にK100%で作成されると「墨ノセ(ブラックオーバープリント)」処理を自動的に行います。

リッチブラック(C40 M40 Y40 K100)

K100%にCMYのインキを加えた黒
深みのある濃い黒に仕上がりますが、CMYKの数値が高くなると裏移りなどの印刷トラブルの可能性があります。
CMYKの数値は250%を超えないようにしてください。
<弊社のリッチブラックの推薦数値>
C40 M40 Y40 K100

4色ベタ(C100 M100 Y100 K100)

CMYKすべてが100%の黒
大量のインキが使われるので、乾きが悪くなって、裏移りが発生しやすくなります。

スミベタ(K100%)の注意点

K100%のオブジェクトは、自動的に墨ノセ(ブラックオーバープリント)処理されます。
オーバープリント処理によって、下に配置しているカラーの上にK100%を重ねて印刷されますので、背景が透けて見えてしまう場合がございます。(透明効果の乗算と似ています)
オーバープリントとは

モニター上での見た目
(元のデータ)
印刷後
(K100%)
印刷後
(K99% or K100%+C1%)

墨ベタと墨ノセ(ブラックオーバープリント)
印刷は「K(ブラック)」→「C(シアン)」→「M(マゼンタ)」→「Y(イエロー)」の順番でインキを重ねていきます。
インキや水が用紙に付着する際の用紙の伸縮によって見当ずれ(4つの版がびったりの位置で重ならない状態)が起こってしまいます。
その結果、背面に色がある場合、K100%のオブジェクトや文字の周りに白い隙間が出来ることがあります。

ノックアウト
ノックアウト処理による見当ズレで
白いフチが見えてしまいます。
墨ノセ(ブラックオーバープリント)
見当ズレが発生しても影響がありません。

オーバープリントを防ぐ方法
① K99%にする   ② K100%にわずかに別の色(C1%など)を加える

リッチブラックは「見当ズレ」に注意!

文字や細かいオブジェクトにリッチブラックを使用されると、見当ズレが起こりやすくなります。
細い文字や黒ベタの上に細い白抜きの文字にリッチブラック(CMYK4色の黒)を使用されると、見当ズレが発生して、文字がにじんでいるように見えてしまいます。

C40 M40 Y40 K100
見当ズレが発生した際、文字がにじんでしまって
読みにくくなる可能性があります。
C0 M0 Y0 K100
見当ズレがなく、文字がくっきり印刷されるので、
細い文字や線はK100%が適しています。

見当ズレを防ぐ方法
細い文字や線はK100%に!

4色ベタは大量インキを使うため、印刷トラブルの原因に!

乾きが悪くなって裏移りの原因となります。
大量のインキの使用によって濃度が濃くなって、乾きが悪くなり、印刷後に紙が重ねられた際に、乾いてないインキが紙の裏に付着してしまって裏移りが発生する場合があります。
裏移りについて

ブロッキングが起こる原因となります。
4色ベタが広範囲に渡ると、重ねられた紙がくっついてしまい、後の工程で用紙をはがそうとすると、印刷面もはがれて傷がついてしまう場合があります。

* 4色ベタは多様な印刷トラブルの原因となりますので、ご入稿の際に「C100 M100 Y100 K100」のような設定はされないようお願いします。

レジストレーションカラーについて
レジストレーションとは、トリムマーク(トンボ)にのみ使用される色設定で、CMYKすべて100%で印刷されます。この設定をトリムマーク(トンボ)以外で使用された場合、4色ベタと同じようにインキの濃度が高く、印刷トラブルの原因となります。
トリムマーク(トンボ)を選択した後にオブジェクトを作成した際、カラーパレットの設定がレジストレーションになっている場合がありますので、十分ご注意ください。

黒色を掛け合わせて使われた4色ベタの印刷トラブルを防ぐために
リッチブラックをご利用!